”このシミは落ちませんね”
とお店の方からあっさり言われたことはありませんか?

シミの中には確かに変色などさまざまな理由で、当店の技術を持っても完全に元通りにならないものもあります。しかしお客様の中には、そのお洋服に対する愛着があるからクリーニング店に持ってこられるのだと思っています。 そのようなお客様に対して、簡単に「落ちません」とは言えません。

だから、例え完全には元通りにはならないものであっても、その理由を丁寧に説明し、できる範囲内でのシミ抜き、または染色補正、もしくはリフォームなどのご提案をさせていただくのが、当店の考え方です。お客様の期待に全力で答えるよう仕事をする。それがロコクリーニングのポリシーです。

しみの構造を簡単な図にするとこんな感じです。一言で「しみ」といっても実は何層にも分かれています

(1)油汚れ マヨネーズやケチャップ、化粧品、機械油
(2)タンパク質・デンプン 卵、牛乳など
(3)タンニン
(4)色素

しみ抜きの工程

油性(油分)処理

複合的にできたシミの油分を取り除くため、油分に効果のある染み抜き剤を使用して、油性処理を行います。油性処理をしっかりすることで、次の工程を行う時に効果的な作用がでてきます。

水性処理

油分が取り除かれてもまだシミになっている場合は水溶性のシミが残っていると考えられます。水溶性の染み抜き剤を使用して水性処理を行います。

漂白処理

油性処理・水性処理を施してもまだ残っているシミは頑固なシミです。色素が繊維の中に入りこんでしまい、生地を傷めてきています。漂白剤をつけて、熱を加え、漂白作用を高めてあげます。
生地の状態を確認しながら、丁寧に何度か繰り返すことでシミが消えてきます。シミが消えたら、中和して繊維の中に漂白剤や薬品が残らないようにきれいにすすぎ出します。

染色補正

シミになって時間が経過してしまうと、だんだんと繊維を傷つけてしまいます。漂白処理までできれいに落ちればいいのですが、中にはそれでも元の色に戻らない事があります。
こうなってしまうと、既に色が抜けてしまっている事が多いです。抜けてしまった色を補正してあげます。